私の好きな武将 NO.1
呂布奉先
言わずと知れた三国志の最強武将。コーエーのゲームでもその武力は他の追随を許していない。 |
けれども、二度も主を裏切り、殺害した彼の悪名はその武力同様非常に高く、三国志演義をはじめとする小説でも「豺狼(さいろう)(貪欲残虐な獣)のような男」とボロクソに書かれている。筆者もその影響をモロに受け、そのように思っていた一人である。 |
しかーし、こんな彼の人物像を一変させる小説が世に出た。そう、北方謙三(きたかたけんぞう)の「三国志」。彼の小説はいわゆるハードボイルドであるが、その登場人物達には新たな「生命」が吹き込まれている。 |
彼はこう言う。「たとえば呂布なんてのは、めちゃくちゃ悪い奴に書かれてますよね。だけど、本当にそんなに悪い奴なのか、そういう奴に最後まで付いていく奴がいるものか、と考えるとね、いわれているのとはまったく違う人間かもしれないと思えてきた。それで、別の輝きをもたしてみたいとなるわけです」 |
彼の描く呂布はかっこいい。なぜかっこいいかというと、彼の、妻や赤兎馬(せきとば)に対する純粋な感情や彼の孤高の誇りが描かれているからであろうか。それにしても彼の黒い騎馬隊は美しい。あの張飛(ちょうひ)ですら何回も褒めている。(笑)彼の死に際はさらに意外で、なんと彼は部下の陳宮を救い出すために城から打って出て、討ち死にしている。演義とのギャップが大きい分、感動も大きいということでしょうか。 |
という訳で呂布は素晴らしい。まあ私が下手に書いても魅力が失われてしまうだけなので、ここら辺で止めておきます。機会があれば北方「三国志」、是非読んでみてください。 |